鍼灸の科学的効果(根拠)について
2024年08月28日
今日は鍼灸の科学的な効果(根拠)について少し考えてみたいと思います!
世界的に注目されてつつある【鍼灸】
あらゆる分野や国で活躍する機会が多くなるのでは?と個人的に思ってますが
今まで日本で鍼灸と言えば、古くから伝わる伝統療養(補完的医療なんて言うたりしますが)
前向きに考えれば、西洋医学ではなかなか改善しずらい症状。。。
つまり科学的に検査して見た目は異常ないけど( ;∀;)
患者さんは痛みや症状を訴えてる!
とか、検査で場所や原因は分かってるが痛み止めなどの対症療法しかない
⇒これらの症状に鍼灸はその真価を発揮する場面が多数ありえます!
でも、その反面なぜ鍼灸が効果があったのかは置き去りにされてきました。
なぜを、鍼灸世界の独特の表現で説明される機会が多かったのではと感じてます。
鍼灸(しんきゅう)は、数千年の歴史を持つ中国伝統医学の一部で、鍼(針)や灸(熱)を使って身体の特定のポイント(経穴)を刺激する治療法です。この療法がどのようにして効果を発揮するのかについては、現代科学の観点からも様々な研究が行われています。
科学的根拠の主なポイント
①神経系の刺激:
・鍼を刺すことで、皮膚や筋肉内の神経が刺激され、これが脳に信号を送ります。この刺激により、脳内でエンドルフィンなどの自然鎮痛物質が放出されることが分かっています。エンドルフィンは、痛みを和らげ、リラクゼーションを促進する働きを持っています。
②血流の改善:
・鍼を刺すことで、局所的な血流が改善されることがあります。これにより、酸素や栄養素がより効果的に供給され、組織の修復や炎症の軽減が促進されると考えられています。
③自立神経の調節:
・鍼灸は自律神経系、特に交感神経と副交感神経のバランスを整える効果があるとされています。これにより、ストレス軽減や消化機能の改善が期待できます。
④プラセボ効果:
・鍼灸が持つ治療効果の一部は、プラセボ効果によるものとされています。つまり、患者が治療に対して信頼や期待を持つことで、実際に症状が改善されるという心理的な効果です。
実際の効果と研究の現状
鍼灸は、慢性的な痛み(例えば腰痛や膝の痛み)、頭痛、不安障害などに対して有効であるとする研究がいくつかあります。ただし、研究結果は一貫しておらず、効果の程度やメカニズムについてはまだ議論が続いています。
結論
鍼灸には、神経系や血流、自律神経を介したさまざまな生理的効果があると考えられていますが、その効果の全体像を完全に解明するには、さらに多くの研究が必要です。効果を感じるかどうかは個人差があり、科学的に証明された一部の効果もあるものの、全ての症状に対して有効かどうかはまだ明確にはされていません。
という事で。。。鍼灸の可能性は広がりそうですが、まだまだ未知数な部分も多い領域であることは間違いないですね(>_<)
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