夏バテ予防に薬膳のススメ!
2024年08月23日
薬膳と東洋医学の関係
薬膳と東洋医学は深く関連しており、どちらも伝統的な中国文化に根ざしています。これらは、体と心のバランスを保ち、健康を促進するために利用されます。
薬膳(やくぜん)は、東洋医学の理論に基づいて、食材を使って健康を維持・改善する食事法です。薬膳料理は、 食材そのものの栄養価だけでなく、東洋医学の観点から見た食材の性質(温熱・寒涼)や味(酸・苦・甘・辛・塩)を重視します。例えば、体を温める「温熱性」の食材や、冷やす「寒涼性」の食材などがあります。
薬膳では、季節や個々の体質に応じた食材の選び方が重要です。例えば、夏には体を冷やす作用のある食材が好まれ、冬には体を温める食材が推奨されます。また、特定の病気や症状に対しても、それに対応した薬膳料理が作られます。
東洋医学は、体のエネルギー(気)、血液、体液(津液)のバランスを整えることで健康を維持し、病気を予防・治療する医学体系です。これには、漢方薬、鍼灸、推拿(マッサージ)、気功、そして薬膳が含まれます。
東洋医学では、以下のような基本概念が重要です:
- 陰陽(いんよう): 陰と陽のバランスが健康の鍵とされ、体内の陰陽が不均衡になると病気が生じると考えます。
- 五行(ごぎょう): 木・火・土・金・水の5つの要素が体と自然界のあらゆるものに関係しているとし、これらのバランスを整えることが大切です。
- 気・血・津液: 気は生命エネルギー、血は血液、津液は体液を指し、これらの流れが良好であることが健康の基盤とされています。
薬膳は、東洋医学の理論に基づいて、食材を活用することで、日常の食事から体のバランスを整えることを目指します。季節や個々の体調に合わせた薬膳料理を取り入れることで、東洋医学の健康維持の考え方を日常生活に活かすことができます。
▼夏バテ予防の食材をご紹介します!
- ゴーヤ(苦瓜): 体を冷やし、食欲を増進させる効果があります。苦味成分が胃腸の働きを助け、夏バテを防ぎます。
- 冬瓜: 体を冷やし、水分を補給する作用があります。夏の暑さによる体の熱を冷ますのに適しています。
- キュウリ: 水分が多く、体を冷やす効果があります。また、利尿作用もあり、むくみの解消にも役立ちます。
- 緑豆(りょくとう): 体内の余分な熱を取り除き、解毒作用があります。夏の熱疲労を防ぐために、緑豆を使ったスープやお粥がよく食べられます。
- 梅: 食欲増進や疲労回復に効果があり、クエン酸が豊富で、体内のエネルギー代謝を助けます。梅干しや梅ジュースがおすすめです。
- 生姜: 消化を促進し、胃腸の働きを整える効果があります。また、冷えを防ぐため、クーラーで冷えた体に適しています。
これらの食材を使った料理やスープを夏の食事に取り入れることで、夏バテを予防し、健康を維持することができます。
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