今すぐ使える!東洋医学の知恵(春の養生編①)
2020年12月20日
今すぐ使える東洋医学(春の養生編①)
春は一年のうち始まりの季節にあたり、この時期に身体を整える事は2017年を元気に過ごす
為にも大切な事です!
■春はストレスを上手く解消して肝(かん)を元気にさせる
東洋医学の特徴の一つに「五行学説」があります。
東洋医学では、宇宙を構成する全てのものは「木・火・土・金・水」のいずれかの
特性を持っていて、5つに分類できるというもの。
それぞれは互いに影響しあっていて、それらが調和することでバランスが保たれると考えます。
東洋医学では、この法則に当てはめて人体を5つに分類(肝・心・脾・肺・腎)し、季節(春・夏・長夏・秋・冬)や季節ごとの特徴(風・暑・湿・燥・寒)など、
自然の影響を考えながら体を整えます。
季節によって、かかりやすい病気や体調不良があるのは、このように体が自然の影響を受けているからです。
この考え方から見てみると、春は「木」に属する季節になります。
万物が伸びやかに生まれ育つ時期で、新陳代謝も活発になり、体内の陽気も動き始めます。
初春のころは体がこの変化ついていけず、頭がぼーっとしたり、だるさを感じたりすることもありますが、無理をせず少しずつ体を動かすようにすれば楽に動けるようになります。
また、春には「風」と「肝」が当てはまるので、春の養生では「風」の影響を考え、「肝」を養うことが大切。
特に気を付けたいのは、精神的なトラブルです。「五月病」ともいわれるように、春は感情の調整機能を持つ「肝」が影響を受けやすく、イライラしたり情緒不安定になったりしやすい季節なので、「肝」を十分に気遣ってストレスを発散するよう心がけましょうね!
補足:
東洋医学でいう「肝」は、西洋医学でいう肝臓の働きだけでなく、自律神経系や新陳代謝の機能を担い、全身の「気(エネルギー)」の流れをコントロールし、精神を安定させたり、内臓の働きをスムーズに保ったりする役割をしています。また、肝は血を貯蔵し、必要に応じて供給するという血の調節機能も担っています。
ストレスが溜まると肝の機能が低下し、消化器系の不調や疲労感、イライラ、憂鬱といったさまざまな不調が現れるようになります。
症状別対処法、ツボでの手当、食養生の手当は次回以降へ
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