大阪メトロ「阿波座」駅 より徒歩5分の治療院

NPO法人ひとり暮らし高齢者の笑顔をつくる会グループ

大阪市西区立売堀4-7-24 TMG阿波座ビル303 [MAP]

10:00~20:00
10:00~19:00

[休診日] 日祝日

完全
予約制

お電話でのご予約・お問い合せ
06-6531-3585
[電話受付] 10:00~20:00 / 日祝休診

24時間受付!!メール予約・お問い合せ

コラム

COLUMN

歩行の悩みに寄り添う鍼灸院のアプローチとリハビリの考え方

2026年02月19日

こんにちは、良治堂鍼灸院です。 普段の生活の中で「歩く」という動作はとても基本的ですが、足腰に不調を感じ始めると、途端に大きな不安材料になってしまうことがありますね。
先日、足元のふらつきと歩行時の痛みに悩んでご来院されたお客様がいらっしゃいました。最初は「転んでしまうのが怖くて、大好きだった散歩もやめてしまったんです」と、とても不安そうな表情をされていました。 僕はそのお客様に対し、鍼灸治療で硬くなった筋肉の緊張を丁寧に緩め、同時に関節の動きを良くするためのリハビリ的なアプローチを行いました。 何度か施術を重ねるうちに、少しずつ足の運びがスムーズになり、お客様の表情にも明るさが戻ってきました。
そして先日、「おかげさまで、久しぶりに近所のスーパーまで一人で行けたんですよ」と笑顔で報告してくださったのです。その時の嬉しそうな顔を見て、僕は改めて、鍼灸とリハビリを組み合わせることで、身体の機能だけでなく、お客様の「自信」や「生活の楽しみ」も取り戻すお手伝いができるのだと実感し、胸が熱くなりました。
私たち良治堂鍼灸院では、ただ痛みや不調にアプローチするだけでなく、お一人おひとりの「また歩きたい」「出かけたい」という想いに深く寄り添うことを大切にしています。 今回の記事では、そんな私たちが日々の施術で心がけていることや、歩行のお悩みを解消するためにどのような工夫をしているのかについて、詳しくお話ししていきたいと思います。

1. 「また自分の足で歩きたい」その想いに応えるための鍼灸とリハビリの組み合わせ

脳卒中の後遺症や脊柱管狭窄症、変形性膝関節症などにより、思うように足が動かなくなってしまった方にとって、「また自分の足で歩きたい」という願いは切実なものです。病院でのリハビリ期間が終了した後も、機能回復や現状維持を目指して努力を続ける方は少なくありません。
そうした中で、最近注目を集めているのが、東洋医学である「鍼灸治療」と、西洋医学的な「運動療法(リハビリ)」を組み合わせたアプローチです。 なぜ、この二つを併用することが効果的なのでしょうか。 多くの歩行障害において、痛みや筋肉の過度な緊張(拘縮)が、スムーズな動きを妨げる大きな要因となっています。無理に動かそうとすれば痛みが走り、痛みを庇うことでさらに姿勢が悪くなるという悪循環に陥りがちです。 ここで鍼灸治療が重要な役割を果たします。鍼やお灸を用いて経穴(ツボ)を刺激し、深層筋肉の硬さを和らげたり、自律神経を整えて痛みの閾値をコントロールしたりすることで、まずは「身体を動かしやすい状態」を作ります。
血流が改善され、筋肉が温まった状態でリハビリを行うことで、関節の可動域が広がりやすくなり、運動療法の効果を最大限に引き出すことが期待できるのです。
例えば、片麻痺がある方の場合、健側(麻痺していない側)にかかる負担を鍼灸でケアしつつ、患側の神経伝達を促すような刺激を入れた直後に歩行訓練を行うといった手法がとられます。単に筋力をつけるだけでなく、身体全体のバランスを整えながら機能回復を目指すこのハイブリッドな方法は、長く続くリハビリ生活において、精神的な安心感と身体的な変化の両面で患者様をサポートする強力な手段となり得ます。

2. 歩行時の不安が少しずつ自信に変わるまで。私たちが大切にしている身体へのアプローチ

「横断歩道を青信号のうちに渡りきれるだろうか」「ちょっとした段差でつまずいてしまうのではないか」といった歩行時の不安は、外出の機会を奪い、心身の活力を低下させる大きな要因となります。私たちが鍼灸施術を行う上で最も大切にしているのは、患者様が抱えるその「恐怖心」の背景にある身体のサインを読み解くことです。
歩行の問題は、単に足の筋力が低下しているだけで起こるものではありません。多くの場合、痛みによる防御反応や、長年の癖による重心の偏りが、スムーズな足の運びを妨げています。鍼灸治療の強みは、こうした無意識に入ってしまっている身体の緊張を、深部から緩められる点にあります。 具体的には、まず痛みや痺れの原因となっている神経の興奮を鎮めるために鍼を用います。膝や腰に痛みがあると、どうしても身体をかばって歩くようになり、それが新たな歪みを生んでしまいます。痛みを緩和させることは、正しい歩行フォームを取り戻すための第一歩です。また、お灸による温熱刺激で下肢の血流を促進し、冷え固まった関節や筋肉の柔軟性を高めることも重要です。足裏の感覚が鈍くなっている場合には、感覚受容器を刺激して、地面を捉える力を呼び覚ますアプローチも行います。 しかし、施術ベッドの上で筋肉が緩んだだけでは、歩行の改善は完了しません。
当院では施術と併せて、実際の動作に基づいた身体の使い方をお伝えしています。例えば、骨盤の回旋運動を意識することや、足指を使って地面を蹴り出す感覚の再学習などです。
鍼灸で可動域が広がった状態で、正しい重心移動の練習を行うと、脳が「痛くない動き方」を記憶しやすくなります。 リハビリの過程で大切なのは、スモールステップを積み重ねることです。最初は院内での数歩から始まり、次は平らな道、そして少しの坂道へと、段階を踏んでいきます。「痛みが減った」「足が軽く上がるようになった」という身体の実感が伴うことで、歩行に対する恐怖心は少しずつ自信へと変わっていきます。私たちは、鍼灸という伝統的な技術と機能訓練の視点を融合させ、皆様が再び自分の足で不安なく歩める日々を目指してサポートを続けています。

3. 諦めかけていた歩行の悩みへ。お一人おひとりのペースに合わせた施術で見えてくる希望

 鍼灸院で行うアプローチの最大の特徴は、全身のバランスを整えながら、個別の症状に深くアプローチできる点にあります。
例えば、片麻痺などで手足がこわばって動きにくい場合、鍼やお灸を用いて筋肉の過度な緊張を緩め、血行を促進させることで、関節の可動域を広げやすくします。痛みが原因で歩行が億劫になっている場合には、鎮痛効果の高いツボを刺激し、痛みの悪循環を断ち切ることから始めます。西洋医学的なリハビリだけでは改善しきれなかった部分に対し、東洋医学的な観点から自然治癒力を高め、本来持っている身体機能を最大限に引き出すことで、スムーズな足の運びをサポートします。
重要なのは、施術計画が画一的なマニュアル通りではなく、患者様一人ひとりの生活環境や目標に合わせて組み立てられることです。
「孫と公園を散歩したい」「杖なしでトイレに行けるようになりたい」「近所のスーパーまで歩きたい」といった具体的な目標を共有し、その日の体調や気候による変化にも柔軟に対応しながら施術を進めます。焦らず、ご自身のペースで身体と向き合う時間は、身体機能の改善だけでなく、精神的な安心感や前向きな意欲にもつながります。 実際に、諦めかけていた方が鍼灸を取り入れたことで、「足の裏が地面に着く感覚が戻った」「膝の痛みが和らぎ、外出が楽しくなった」といった喜びの声を聞くことは珍しくありません。小さな変化の積み重ねが、やがて大きな自信となり、生活の質(QOL)を向上させる原動力となります。歩行の悩みは一人で抱え込まず、専門的な知識を持つ鍼灸師に相談することで、これからの人生をより豊かに歩むための新たな一歩が見えてくるはずです。

4. 散歩や買い物がもっと楽しくなるように。足元の不調に深く寄り添う私たちのこだわり

天気の良い日に近所を散歩したり、スーパーで晩御飯の食材を選んだりすることは、日々の生活におけるささやかな楽しみであり、心身の健康を保つために欠かせない時間です。しかし、膝の痛みや足首の違和感、あるいは腰からくる痺れなどが原因で、こうした当たり前の行動が億劫になってしまう方が少なくありません。
「少し歩くだけで疲れてしまう」「横断歩道を渡りきるのが不安だ」といった悩みは、活動量を低下させ、さらに筋力が衰えるという悪循環を招く恐れがあります。 私たちが大切にしているのは、単に「痛い場所」だけに鍼(はり)や灸(きゅう)をするのではなく、患者様が日常生活で「何ができるようになりたいか」という目標を共有し、そこに向けて二人三脚で歩むことです。
例えば、歩行時の痛みが強い場合、患部の炎症を抑える施術はもちろん行いますが、実は痛みの原因が「かばった歩き方」や「股関節の硬さ」「背骨のゆがみ」にあるケースも多々見受けられます。東洋医学の視点から全身のバランスを整え、自然治癒力を高めることで、痛みの出にくい体づくりを目指します。 また、鍼灸治療と併せて重視しているのが、身体の使い方の再学習です。痛みへの恐怖心から身についてしまった不自然な歩き癖を修正し、足裏全体で地面を捉える感覚を取り戻すためのアドバイスを行っています。これには専門的なリハビリテーションの知識を取り入れ、ご自宅でも無理なく続けられる簡単なストレッチや筋力トレーニングを提案します。 「もう歳だから仕方がない」と諦める前に、まずは身体のメンテナンスを見直してみることが大切です。鍼灸による血流改善と筋肉の緊張緩和は、スムーズな関節運動を助け、足の運びを軽くする手助けとなります。いつまでも自分の足で歩き、季節の移ろいを感じながら散歩を楽しみ、活気ある毎日を送っていただくこと。それが、私たちが足元の不調に深く寄り添い続ける一番の理由です。

5. 身体だけでなく心も前向きに。歩行のお悩みに向き合う中で私たちが感じていること

足が思うように動かない、歩くたびに痛みがあるという状態は、単に移動手段が制限されるだけでなく、精神的にも大きな影を落とします。「また転んだらどうしよう」「周りに迷惑をかけるのではないか」という不安から、外出を控えがちになり、社会との接点が減ってしまうケースは少なくありません。私たちが日々の施術現場で直面するのは、こうした身体機能の低下に伴う自信の喪失や不安感です。
東洋医学には「心身一如(しんしんいちにょ)」という言葉があります。これは、心と身体は切り離せない一体のものであるという考え方です。鍼灸治療の大きな特徴は、筋肉の緊張をほぐし痛みを緩和する物理的なアプローチと同時に、自律神経のバランスを整える効果が期待できる点にあります。施術を通じて身体の強ばりが解けると、呼吸が深くなり、高ぶっていた神経が鎮まることで、心にもゆとりが生まれてきます。
リハビリと鍼灸を併用し、歩行機能が少しずつ改善してくると、患者様の表情に劇的な変化が現れます。「今日は杖を使って近くまで買い物に行けた」「痛みを気にせず散歩ができた」という小さな成功体験の積み重ねが、失いかけていた自信を取り戻すきっかけになるのです。身体が動くようになると、自然と心も前向きになり、「次はあの場所へ行ってみよう」「友人に会いに行こう」といった新たな目標が生まれます。このモチベーションこそが、さらなる回復を促す原動力となります。 私たちは、単に足の痛みを和らげることだけをゴールにはしていません。その先にある「自分らしい生活」を取り戻し、心からの笑顔を引き出すことが最終的な目標です。歩行のお悩みに向き合うということは、患者様の人生の一部に寄り添うことでもあります。身体のケアはもちろんのこと、不安な気持ちを受け止め、二人三脚で歩んでいくパートナーでありたいと考えています。もし今、歩くことに不安を感じてふさぎ込んでいる方がいれば、一人で抱え込まず、心と身体の両面からアプローチできる専門家に相談してみてください。その一歩が、明るい未来への入り口になるはずです。

NPO法人ひとり暮らし高齢者の笑顔をつくる会グループ

大阪市西区立売堀4-7-24 TMG阿波座ビル303 [MAP]
大阪メトロ「阿波座」駅④番出口より徒歩5分

完全
予約制

お電話でのご予約・お問い合せ
06-6531-3585
[電話受付] 10:00~20:00 / 日祝休診

24時間受付!!メール予約・お問い合せ

※施術状況により電話に出れない場合ありますので
その際はおかけ直し頂くか留守番電話をお願いします。

10:00~20:00
10:00~19:00

[休診日] 日祝日

※キャンセルの場合は必ずご連絡ください。尚、ご予約時間を10分以上過ぎた場合はキャンセル扱いとさせていただきますのでご了承ください。

pagetop